
vol.05
「1年の利用計画を立てるほど、NOT A HOTELが生活の一部になっています」
国山ハセンさん
TBSアナウンサーやビジネス映像メディア「PIVOT」のプロデューサーを経て、今春ロサンゼルスと東京を拠点に国内外の情報発信を行う「FOX UNION」を立ち上げた国山ハセンさん。20代前半からマンションを所有し、結婚や子どもの誕生などその時々のライフスタイルに合わせて住み替えてきた。不動産好きとしても知られる国山さんの視点から見た、NOT A HOTELの魅力やその活用方法について聞いた。
訪れる度に「帰ってきた」と思える自宅のような存在
職業柄さまざまな情報を得るために、常にアンテナを張り巡らせているという国山さん。SNSを通じて知ったNOT A HOTEL に衝撃を受け、2024年に〈FUKUOKA〉の「BAR」を年10泊分購入した。デザイン性の高さや相互利用システム、不動産としての資産価値など、そのすべてが「ニーズを満たしてくれた」と語る。 「当初はいわゆる1泊単位で宿泊できるホテルだと思っていたんです。担当者の方から説明を聞いて初めて仕組みを知り、会員制ホテルと比較しても自分たちの求めるライフスタイルにぴったりだと感じました。試泊して実際に空間やサービスを体験した際には、今後こうした拠点が増えていくのであれば、より資産価値も高まっていくだろうと確信しましたね」 家族だけでなく両親や友人たちとの時間を楽しみ、ビジネスではリモートワークにも活用。宿泊以外にも、会社メンバーとオーナー専用のラウンジ〈HIROO〉を時間利用したり、NOT A HOTEL 主催のイベントに参加して新しい世界や知見を広げたりと、様々に活用しているという。

「家族で来た時は基本的に部屋でゆったりと過ごしますが、友人と来た時は外食に出るなど周辺エリアを楽しんでいます。妻に1泊分ギフトして、姉妹旅行を楽しんできてもらったこともありました。この一年を楽しみ尽くすためにも“まずは年間プランを立てよう”と話すほど、NOT A HOTELに人生を左右されていますね(笑)」 購入から1年が経ち、魅力を存分に味わえたと振り返る。その中で、徐々に気持ちの変化が生まれたようだ。 「最初は“宿泊先を訪れる”という感覚でしたが、何度か滞在しているうちにどんどん“家で過ごす”感覚に近づいていきました。何度訪れてもまったく飽きることがなく、帰ってきたなとホッとします。とにかく広くて贅沢なつくりなので、息子は自由に走り回っていつも楽しそうですし、大人は都心から離れてゆったりでき、心に余裕が生まれますね。空間、景色、料理のどれをとっても最高のクオリティで、自分もついにここまで来たか! とオーナーであることのステータスを感じています(笑)」

日本で過ごす場所=NOT A HOTELに
昔から旅行好きで、休みの度にバカンスを楽しんできた夫妻。子どもの誕生に加え、NOT A HOTELを所有したことで、旅先選びや過ごし方にも変化があった。 「以前は行ったことのない場所を訪れるのが旅の醍醐味で、同じ場所をリピートすることはほとんどありませんでした。子どもが生まれて旅行の仕方も変わり、ホテル探しに一苦労したなんてことも。今はNOT A HOTELが旅の目的地になっています。子連れ旅行のハードルも下がりましたね。ファミリー向けのホテルは、食事や自然体験などのアクティビティがパッケージ化されていることも多いですが、自分たちはもっとその時々で過ごし方をアレンジしたい。自宅と同じようにキッチンで食事をつくったり、好きな時にふらっと出掛けることもできる。そういう過ごし方の多様さもNOT A HOTELを支持する理由の一つですね」

今年に入ってアメリカで起業したことをSNSで発表した国山さん。4月からは単身、日本とアメリカに拠点を置き、二カ国の橋渡しとして広く情報を発信していく。NOT A HOTELの活用法や過ごし方も変わっていくのだろうか。 「当面は都内にある自宅とアメリカを行き来することになりますが、近い将来、家族で移住する予定です。そうした時、日本での時間を過ごす場所としてNOT A HOTELを活用したいと考えています。そのためには到底年10泊では足りないので、ひとまず30泊に増やしたい。でも本当のところ、買えるものなら1棟丸ごと購入したいんですよね。冗談抜きで365日過ごしたいと思っているんです。実はNOT A HOTELの近くに子どもが通える学校があるかどうかを探してみたことも(笑)。それがいつになるのかは分かりませんが、アメリカンドリームを掴んだ先に、ぜひその夢を叶えたいですね!」

STAFF
Text: Kiyo Sato
Photo: Kanta Nakamura(NewColor inc.)