vol.02

「リゾートマンションでも会員制リゾートでもない、心ゆくまでリラックスする場所」

F・Kさん

大学で航空宇宙工学を専攻した後、通信事業会社や監査法人を経て、ベンチャー企業のCFO(最高財務責任者)に就任するなど異色の経歴を持つFさん。プライベートでは魚釣りで全国各地に赴き、趣味を楽しむためのリゾートマンションも所有している。今回は、公私ともに親しい友人と〈NOT A HOTEL AOSHIMA〉を訪れたFさんに、新たな拠点として「SURF」を選んだ理由や、家族や友人との過ごし方について話を聞いた。

人生をさらに謳歌するための選択肢

瀬戸内海の近くで生まれ育ち、父親に連れられて幼い頃から魚釣りを楽しんでいたFさん。現在は釣り専用の拠点として、神奈川の三浦半島にリゾートマンションと小型船を所有。釣りを通して知り合った仲間たちと共に、シーズンに合わせて日本各地を巡っている。そんな魚釣りをこよなく愛するFさんは、釣り仲間に誘われて宮崎に足を運ぶうちに、温暖な気候や自然豊かな環境に惚れ込み、もう一つの拠点を持ちたいと考えていたそうだ。 「当時は毎回ホテルに泊まっていたので、それならば基地というか別荘のようなものを建ててもいいかなと構想していました。でもなかなか良い土地が見つからないし、やはり管理のことを考えると面倒臭い(笑)。そんな矢先に、facebook広告でNOT A HOTEL AOSHIMAの存在を知ったんです。目の前に海が広がっていて気持ち良さそうな立地と、三浦半島のマンションとは違い家族でいろいろな拠点を楽しめそうな仕組みに惹かれて購入しました」

これまでブロックチェーン技術を活用したベンチャー企業のWeb3事業の支援に関わってきたFさんは、当初からNOT A HOTELの事業性にも安心感を抱いていたと話す。 「創業して間もなく、MEMBERSHIP NFT(年1〜3泊の宿泊権を47年に渡って保有し、毎年ランダムに宿泊日と宿泊場所が割り当てられる)というアイデアで、向こう47年分の宿泊権を完売したことは、正直すごいことだなと驚きました。ビジネスとしてすごくクレバーなやり方だと感じていたので、企業としてもまったく不安はありませんでしたね」

NOT A HOTELの醍醐味は何もしないこと

小・中・高校生の三人の子どもがいるFさん家。まだ子どもが幼い頃に会員制リゾートホテルの会員権を購入し、自宅からアクセスしやすい関東圏内で家族旅行を楽しんできたという。新たに拠点として加わったNOT A HOTELでは、相互利用システムをもっと活用したいと計画している。 「会員制リゾートホテルは五人一部屋で泊まれるので、家族旅行の際に使っています。ホテルを探すとなると、5人家族で泊まれる部屋は意外と限られているんですよね。ただ、混んでいたり、チェックインに時間が掛かったりするのが少しネックで。NOT A HOTELは混雑もなく、チェックインもアプリで簡単にできてとにかく便利。息子はマインクラフト(3Dブロックで作られた仮想空間の中で冒険したり、建築をつくったりするゲーム)が好きで、よくプールのある豪邸を建てているのですが、AOSHIMAに泊まった時に“リアルだ!”と驚いていました。プールに入って、海に出てと、忙しそうにしてましたね(笑)。家族皆滞在を楽しみにしているものの、ここ1、2年は受験が重なって、週末になかなかスケジュールが取れなかったので、今後はタイミングをみてKITAKARUIZAWAやMINAKAMIにも行ってみようと妻と話しています。これまでAOSHIMAにはベッドルームが1室しかなく、家族で泊まる時は僕と妻がエキストラベッドで寝ていたのですが、工事中の新棟は2ベッドルームに進化しているので、そちらの完成も楽しみですね」

ここ最近は、福岡出張の際にFUKUOKAを利用した他、公私共に付き合いのある友人と二人でAOSHIMAを訪れることも多かったと振り返る。家族で過ごす時間とはまた違った魅力を発見し、多様なシーンで使えるNOT A HOTELの懐の広さを実感している。 「併設しているレストラン『LDK』でランチをとって、仕事があればリモートワークをして、終わったらサウナやプールに入って、また仕事して。友人と一緒の時は近くのゴルフ場に足を運んだりもしますが、それぞれ自由に過ごしながら、夜はセラーにあるワインを開けて、ソファでたわいもないことを話したり。とにかく余計なものが一切ない空間なので、心身共に開放されますね」

普段は釣りにゴルフにとアクティブなFさんだが、AOSHIMAではあえて何もせず、部屋の中でゆったりと過ごすのがお気に入りなのだそう。 「海がすぐそばなので波音だけが聞こえてきて、ずっとボーッとしていられるんですよ。どちらかというと外に出掛けるというよりもずっと室内にいます。当初は釣りの拠点になればと購入したんですけど、完全に想定外でした(笑)。でも、これこそまさにNOT A HOTELの理想の過ごし方だなと実感しています。今後もし一週間ぐらい滞在するなら合間に釣りに出掛けたり、キッチンを使って魚を捌いて料理を振る舞ってみるのもいいかもしれないですね」

STAFF

Text: Kiyo Sato

Photo: Kanta Nakamura(NewColor inc.)

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