NOT A HOTEL TOKYOTHE NIGO HOUSE
Directed byNIGO®
NIGO®
1993年に創業した自身のブランドが世界中で絶大な人気を博し、現在にまで至る”ストリートファッション”シーンの礎を築く。2010年にはブランド HUMAN MADE を立ち上げ、企業へのクリエイティブ・ディレクターとしての参画のほか、飲食事業や音楽活動など多岐にわたっている。2020~21年には LOUIS VUITTON より2度にわたってコレクションを発表。2021年9月にはパリのファッションブランド KENZO のアーティスティックディレクターに就任。
Artwork byKAWS
KAWS
KAWSは美術館やギャラリーを超えて、多くの人々を魅了している。彼の多岐にわたる作品は、絵画、壁画、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、大規模な彫刻など、アートとデザインの垣根を超えてきた。過去20年間にわたり、KAWSは一貫して才能を発揮し、ウィットに富み、現代社会に対する愛情を感じさせる作品を制作し続け、成功を収めてきた。彼の洗練されたグラフィックデザインは、大胆かつ遊び心に溢れたスタイルで、新しい生命を吹き込んでいる。
KAWSはしばしばポップカルチャーのアニメーションを取り入れ、それにインスパイアされた独自のアートスタイルを作り出す。彼の作品はシャープな輪郭と色彩を強調するハードエッジ絵画や巨大な彫刻で高く評価され、これらのキャラクターは"人間性の探求"を表現している。グローバルブランドとのコラボレーションに見られるように、KAWSのデザインは洗練されたユーモアがあり、消費財との巧みな融合を見せてきた。その幅広い魅力により、KAWSの作品はアート界内外のコレクターに非常に人気があり、彼は現代文化において独特の存在感と影響力を持つアーティストとして知られている。
CONCEPT
COLUMN
NIGO®の過去と未来が交差する建築
EXTERIOR
EXTERIOR
ランドスケープと一体化する設計と KAWSの彫刻作品が異彩を放つ 唯一無二の建築
GARAGE
GARAGE
東京湾の断崖絶壁に 潜り込むエントランスと 地下に広がる金属のガレージ
LIVING & DINING
LIVING & DINING
地下へ続く階段の先に現れる 6.8mガラス張りの大開口と 海越しに富士山を望むリビングダイニング
POOL
POOL
入り口の暗がりから一気に視界が開けるプールスペース。大きな開口の窓ガラス越しに、水面と景色の境界が曖昧になり、開放感が生み出される。NIGO®が手掛けるHUMAN MADEのアイコンである鴨のインスタレーションが独特の世界観を作り出す。
TEA ROOM
TEA ROOM
ガレージ奥の長いアプローチを抜けた先には、障子から陽の光が穏やかに差し込む茶室が設けられている。窓からは海が見えるなど、徹底的に考え尽くされたNIGO®のこだわりが見て取れる。ぼんやりとした暗がりの中で五感を研ぎ澄ますことができる、茶の湯を愉しむための空間。
SOUND CLUB
SOUND CLUB
Hi-Fiオーディオ機器メーカーOJASとNIGO®によるプロデュースのサウンドクラブ。精巧なサウンドシステムと独自の美学が融合し、感覚を揺さぶる唯一無二の体験へと誘う。
CAPSULE
CAPSULE
SF映画作品に着想を得たというカプセルベッドルーム。大勢を招いた利用時にはユニークなゲストルームとして機能し、各カプセルから水平線を望むという、唯一無二の体験を提供。無機質なカプセルの奥にある空間にはジャンヌレの家具が置かれ、NIGO®らしい組み合わせの妙を感じられる。
DEN
DEN
滞在にインスピレーションをもたらす書斎スペース。刻一刻と移り変わる絶景だけでなく、棚に置かれたコレクションの数々が発想を刺激し、新たなアイデアを生む。パーソナルな書斎としてはもちろん、打ち合わせやゲストをもてなすのにも適したユーティリティに活用できる部屋。
NIGO®'s COLLECTION
NIGO®が選び抜いた 家具とアートのマスターピース。
SPACE
KAWS
多くの人々を魅了してきた現代アーティストKAWS。かねてよりNIGO®と親交の深い彼の作品が、NOT A HOTEL TOKYOのユニークなビジュアルをより一層強固なものにする。東京湾を一望する断崖絶壁の屋上に設置されるのは、KAWSの代表的なキャラクターである「コンパニオン」の彫刻作品。全長4.4m、ステンレスで形作られるこの像は、2020年より実施されたプロジェクト「KAWS:HOLIDAY」で実際に宇宙空間を漂った〈SPACE〉と同様のモデルとなる。
Standard Chair
Jean Prouvé
20世紀の建築、デザイン界に名を残す巨匠ジャン・プルーヴェ。その中でも最も有名なデザインの一つがこのスタンダードチェア。合理的で無駄のない構造という彼の哲学を体現し、温かみのある天然木の座面と背もたれ、プルーヴェ作品に特徴的なスチールフレームのコントラストが普遍的な美しさを讃える。NOT A HOTEL TOKYOのリビングスペースには12脚のヴィンテージが並び、この椅子に合わせるためにデザインされた特注テーブルが組み合わせられる。
Prouvé Door
Jean Prouvé
今もなお数多くの名作家具が愛され続けているジャン・プルーヴェ。自らを「建設家(Constructor)」と名乗り、アルミニウムやスチールといった建築素材への探究、戦争避難民のための金属製プレファブ住宅のデザインなど、建築分野においても数々の発想を披露してきた。彼が手掛けた建材の中でも、アルミニウムやガラスといった素材を組み合わせた丸窓が象徴的なドアはコレクターも多い。NOT A HOTEL TOKYOのリビングにはヴィンテージのドアが設置される。
Easy Armchairs
Pierre Jeanneret
スイス生まれの建築家ピエール・ジャンヌレ。従兄弟である建築家ル・コルビュジェと共にインド北部の都市チャンディーガルの都市計画プロジェクトに参加。その一環でジャンヌレが公共施設のために考案した100種類以上に及ぶオリジナル家具は、チーク材や籐などインドで流通しやすい素材と、伝統的な手工芸の技術を想定してデザインされた。NOT A HOTEL TOKYOには都市計画が実施された1950~1980年代当時に製造されたヴィンテージが用意される。
Writing Tables for Junior Officers
Pierre Jeanneret
ピエール・ジャンヌレが「チャンディーガル都市計画」のために手掛けた家具は、庁舎や学校、図書館などの公共施設で実際に使われた。その一部は2000年頃からアメリカやヨーロッパのギャラリーでも高く評価されるようになり、現在ではオリジナルのチャンディーガル家具の希少性は益々高まっている。NOT A HOTEL TOKYOの書斎には、NIGO®が実際に所有していたヴィンテージのデスクが配される予定。
Sofa / Armchairs
Pierre Jeanneret
ピエール・ジャンヌレがチャンディーガルのためにデザインした布張りのソファ。主に都市計画で建造された建築物のロビーで用いられた。2016年に、チャンディーガル都市建設事業により建てられた行政庁舎、高等裁判所、議事堂などの建造物群である「チャンディーガル キャピトル・コンプレックス」が世界文化遺産に登録されて以降、ジャンヌレがデザインしたオリジナルの家具は文化遺産保護の観点からインド国外への持ち出しが制限されている。
High Stool with Cane Seat
Pierre Jeanneret
1960年代にピエール・ジャンヌレが都市計画プロジェクトの一環でデザインしたチーク材と籐を組み合わせたハイスツール。その他のチャンディーガル家具と同様に、インドの工芸職人たちが手作業で組み上げる。NOT A HOTEL TOKYOのキッチンスペースにはこのハイスツールが配され、コンクリートや石で構成されたミニマルな空間の中に調和することで、NIGO®らしいマテリアルのバランスが実現する。
Lounge Chair & Ottoman
Charles and Ray Eames
ミッドセンチュリーデザインを代表する工業デザイナー、チャールズ&レイ・イームズ夫妻。イギリスのクラブチェアをモダンに再解釈したと評される、この革張りのラウンジチェアとオットマンは1956年に発表。一度見ると忘れることのできない独特なフォルムで、広告や映画の世界でも何度もフィーチャーされてきた。ニューヨーク近代美術館(MoMA)やシカゴ美術館の永久収蔵品としても知られ、アメリカンデザインの象徴として時代を超えて愛されている。
HUMAN MADE “CAMO” Duck
HUMAN MADE
NIGO®が2010年にスタートしたブランド〈HUMAN MADE〉のアニマルモチーフの一つとして、様々なアイテムにあしらわれるのがカモ。背中に〈HUMAN MADE〉のロゴを背負ったこのモチーフに、NOT A HOTEL TOKYOを訪れた人も出会うことができる。1Fフロアに位置するプールには、特注サイズの巨大なカモが水面に浮かぶアイコニックな光景が広がる。
FACILITY
FACILITY
長期の滞在も快適にする 最上級のファシリティ
GYM
オールブラックで統一された空間が、心を静め、集中を高めるジム。映像を楽しみながら運動できるモードチェンジ機能を備え、その日の気分に合わせたトレーニングが可能。壁や天井にはファブリック素材を採用し、立体的な音に包まれる没入感を演出する。
BATHROOM
自然が持つ荒々しさと職人技のディティールが生み出す空間美。どこまでも広がる水平線と断崖絶壁の景色を望む、檜風呂。
SAUNA
サウナや水風呂、プールサイドベッドなどの設備で様々な過ごし方が可能。夜になるとライトアップされ、異なる印象を楽しめる。
BEDROOM
マスターとゲスト、計3つのベッドルーム全てにオーシャンビューを確保。各部屋ともに洗面スペースやシャワールームが設置され、ゲスト滞在にも最適。
PANTRY
スタイリッシュでミニマルな素材と照明デザインを取り入れた、TOKYOにしかないオリジナル“コンビニ”。
LAUNDRY & CLOAK
乾燥機も完備するランドリールームや20.82平米のクローク、大荷物でも安心なエレベーターや広めの通路設計などユーティリティも徹底的に配慮されている。
FLOOR PLAN
- 総面積
- 1446.68㎡ (テラス・中庭等含む)
- 室内面積
- 1134.15㎡
- 屋外面積
- 312.53㎡
- 間取り
- 3Bedrooms+カプセル
NIGO LOUNGE
COMING SOON
ACCESS
東京駅から、車で約60分、 ヘリコプターで約45分でアクセス。
NOT A HOTEL TOKYO
THE NIGO HOUSE