
ブライダルで培った経験を NOT A HOTELへ
NOT A HOTEL FUKUOKA サービススタッフ増井 杏樹

NOT A HOTEL FUKUOKA サービススタッフ
増井 杏樹
福岡県出身。九州産業大学にて観光産業学科を専攻。卒業後、ウェディングプランナーとして約6年間従事し、新郎新婦の「人生のハイライト」を創り出す。退職後、カナダに1年間留学。帰国後、再びウェディング業界に戻るも、元同期からのリファラルを受けNOT A HOTEL MANAGEMENTにジョイン。現在はNOT A HOTEL FUKUOKAにて、清掃インスペクション、サービス業務などを担当し、日々変化するNOT A HOTELのサービス哲学を追求している。
ウェディングプランナーとして約6年間、人生のハイライトに寄り添い続けてきた増井杏樹。カナダでの留学経験とホスピタリティへの尽きない探究心を胸に、彼女は縁あって NOT A HOTEL にジョインしました。
「ホテルなのにホテルじゃない」という特別な空間で彼女が出会ったのは、お客さまとの“距離感”の取り方、そして「清掃はただ綺麗にするのではなく、美しく“魅せる”こと」という新たなサービス美学でした。
日々変化する現場のなかで経験を重ねながら、増井は「世界に通用するホテルブランド」というビジョンを静かに見据え、自身の目標に向けて一歩ずつ進んでいます。
ウェディングからNOT A HOTELへ
━━━まずは経歴とNOT A HOTELに入社するまでの経緯を教えてください。
福岡出身で、大学では観光産業学科にてホスピタリティや文化交流について学びました。高校生の頃から「人生のハイライトをつくる仕事がしたい」という思いがあり、卒業後は念願だったウェディングプランナーとして約6年間働きました。
一度退職してカナダへ1年間留学したのち、偶然の縁で元の会社に戻りましたが、ほどなくして組織の体制が大きく変わる出来事があり、改めて自分のキャリアを見つめ直すタイミングが訪れました。次のステップを模索している中で、前職の同期から声をかけてもらい、そのリファラルをきっかけに NOT A HOTEL に入社することになりました。
━━━ NOT A HOTELへの入社を決めた、最大の理由は?
(前職の同期から)話を聞くなかで、「私が知っているホテルとはまったく違う」というコンセプトに強く惹かれました。どんな場所で、どんな人たちが働いているんだろうと、純粋に興味が湧いたんです。
特に “ホテルなのにホテルじゃない” というユニークなコンセプトと建築デザイン、そして社員が担当領域に縛られず、自発的にさまざまなことに挑戦する多動的な働き方が魅力的でした。毎日同じルーティンをこなす事務作業が苦手な私にとって、常に新しい刺激があり、いい意味での“無茶ぶり”もあるこの環境は、自分の特性にとても合っていると感じました。
━━━ ウェディングプランナーという仕事は、増井さんのキャリアにどのような影響を与えましたか?
ウェディングプランナーの仕事は、外から見ると華やかですが、実際は泥臭い努力や地道な準備が欠かせません。ただ、その6年間のおかげで「仕事のやりがい」と「学び」の価値観がしっかりと育ちました。
上司からはよく「素敵なお客さまからはやりがいを、こだわりのあるお客さまからは学びをもらっているんだよ」と教わりました。どんな状況も成長の機会だと捉え、乗り越えていく力がついたのは、この6年間があったからこそだと実感しています。

「帰ってきた」と感じられる安心感
━━━ NOT A HOTELで働くなかでもっとも驚いたことはなんですか?
まず、この会社に勤めていなければ行く機会のなかった土地に足を運び、さまざまな経験ができていることに驚きました。
そしてもう一つは、現場の“清掃へのこだわり”です。清掃は単に綺麗にするのではなく、「どう美しく魅せるか」という視点が徹底されています。
たとえば、アメニティボトルのキャップの向き、コンセントをどう見せないようにするかといった細部への配慮まで、全員が同じ美学を共有している。そのレベルの高さに驚きましたし、この美意識こそが NOT A HOTEL のブランドを支える基盤だと強く感じています。
━━━ウェディングという「濃密なサービス」の経験を持つ増井さんにとって、NOT A HOTELのサービスや向き合い方はどう変わりましたか?
ウェディングは半年から1年をかけて関係性を築き、「話せば話すほど深い関係性を築ける」世界でした。一方、NOT A HOTELは別荘であり“家”でもあるため、ゲストに「帰ってきた」と思っていただける安心感を提供することが最優先です。
そのためには、時には距離を置くことも必要で、この“ちょうどいい距離感”を保つことがとても難しいと感じています。話しかけすぎない、でも変化や要望にはしっかり気づく——そんな察知力や洞察力が求められます。
「行くときは行く、引くときは引く」。そのバランスを保ちながら、ゲストにとって「この場所が心地よい」と思ってもらえるおもてなしのかたちを、今まさに現場で模索しているところです。
━━━そんな増井さんが考える「NOT A HOTELらしさ」とは何でしょう?
私は元々、旅の軸にホテルを据えるタイプではありませんでしたが、NOT A HOTEL のゲストは「NOT A HOTELがあるから、そこに旅をする」という方が多くいらっしゃいます。
つまり NOT A HOTEL は、もはや“旅の目的地”になっているということ。そのうえで別荘であり“家”でもあるという性質から、ゲストが「帰ってきた」と感じられる安心感と、心身ともに快適に過ごせる完璧な環境を整えること——それこそが、NOT A HOTEL らしさだと思います。

そしてもう一度、ウェディングに
━━━ NOT A HOTELが目指す「世界に通用するホテルブランド」とは何だと思いますか?
カナダへの留学中に強く感じたのは、日本は海外から深く愛されており、細やかな気遣いや配慮といった“日本らしさ”が高く評価されているということです。
この繊細さを大切にしながら、建築やデザインの面では他国にも負けない大胆さで勝負すること——その両立こそが、世界に通用する鍵だと思っています。
日本が誇る美意識と、挑戦を恐れない姿勢。その両方を備えたブランドこそ、世界に届くと信じています。
━━━ ウェディングプランナーとしての経験は、NOT A HOTELの事業展開においてどのように活かされると考えていますか?
ちょうど今、NOT A HOTEL AOSHIMA のレストラン「LDK」を会場に、ウェディングの箱貸しや料理・サービス提供などの取り組みが始まっており、私もサポートスタッフとして携わっています。
ウェディングは、ゲストの人生の“ハイライト”を創る仕事であり、その点は NOT A HOTEL が目指す体験と重なる部分が大きいと感じています。これから宿泊業にとどまらず、ウェディングプロデュースにも本格的に力を入れていくフェーズに入るので、これまでの6年間の経験を活かし、NOT A HOTELらしいウェディングをつくっていきたいと考えています。
━━━最後に、NOT A HOTELで果たしたい目標を教えてください。
私は新しいことや変化のある仕事が好きで、担当領域をあえて固定せず、自分の興味や特性を活かしながら横断的に動ける NOT A HOTEL のカルチャーがとても気に入っています。
直近の目標は、現場でのスキルを磨きつつ、新しい事業の「ゼロイチ」の立ち上げに積極的に関わること。そして将来的には、NOT A HOTEL が海外に展開する時、その拠点づくりに携わることが大きな夢です。
NOT A HOTELのブランドを海外の地に届け、その場所でしっかり活躍できるように——これからも現場で土台を固めながら、着実に力をつけていきたいと思っています。

キャリア
2014年4月
大学入学。観光産業学科にて異文化やホスピタリティを学ぶ
2018年4月
大学卒業後、ウェディングプランナーとして約6年間従事。
2023年3月
1年間カナダへ語学留学。
2024年5月
日本に帰国後、ウェディングプランナーの仕事に戻る。
2025年5月
NOT A HOTEL MANAGEMENTに入社。NOT A HOTEL FUKUOKAにて勤務。
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