August 19, 2024

「NOT A HOTEL MINAKAMI TOJI」を象徴する銅板葺き屋根の工事が進行中です

SUPPOSE DESIGN OFFICE谷尻誠氏と吉田愛氏が現地を訪れ、工事進捗やマテリアルのチェックを行いました。

東京から車で約2時間。見渡す限り大自然が広がる群馬・みなかみの山頂を舞台に、「NOT A  HOTEL MINAKAMI TOJI」の建設が進んでいます。

躯体が立ち上がり、現在はTOJIを象徴する屋根の工事が進行中。進捗状況や施工精度の確認、そしてマテリアルの最終決定を行うため、設計を手掛けたSUPPOSE DESIGN OFFICEの谷尻誠氏と吉田愛氏が現地を訪れました。

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インフィニティープール周りの施工風景。段々と木が積み上がったような寄棟型の屋根が上部にぼんやりとした暗がりをつくり、大開口が切り取る眺望を一層引き立てます。一方、室内はこれから照明器具が設置され、その光が天井で反射することで柔らかな光で満たされた空間に。
ベイマツの集成材を用いた木架構が天井に表出し、生の木の表情が空間を包み込みます。
「このプロジェクトは構造とデザインが一体となった空間のため、建て方における精度の確認が主たる目的でした。屋根であり梁であり、そして天井でもある工法によって、“現代のログハウス”をつくりたいと考えています」(吉田氏)

伝統的な山小屋を再解釈した特徴的な建築形状は、雪深いみなかみの集落から着想したもの。屋根や外壁は銅板一文字葺で仕上げ、環境に溶け込むように周囲の風景を淡く映し出します。

2点、完成イメージ(CGパース)



敷地内には滞在者限定のレストランも併設

隣接するレストラン棟では、地元の食材を活かした薪火料理を提供。広々とした空間の中央にはシンボリックな薪グリルが配置され、落ち着きと驚きを兼ね備えたデザインでゲストを迎え入れます。
現地では、アプローチに使用する岩や内装に使用するマテリアルについての検討が行われました。

レストランの完成イメージ(CGパース)

古くから続く“湯治文化”をコンセプトに、「TOJI」の名前を冠した5棟のヴィラが生み出す、新しい現代の温泉集落。「森の中を抜けた先に拓かれた“村”のような場所をつくりたい」と谷尻氏。植栽のボリュームなども考慮して、これからランドスケープも仕上げられていきます。

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